Abstract
コロナ禍における企業のテレワーク化が進む中,社員の労働状況を確認するために,様々な手法が提案されている.しかし,例えばカメラ等による監視システムでは,過度な監視から社員に心理的ストレスを与えてしまう課題がある.そこで本研究では,机上にかかる重心位置と重量を取得するデバイス,SenseDesk を開発し,得られたデータを解析することでワーカーの状態・状況識別を目指す.本稿では,デバイス実装の詳細と,机上で行う作業の設定(8 種類),さらに,それぞれの作業における重心・重量を取得し,機械学習を用いて識別することで性能評価実験を実施した結果について報告する.
Information
Book title
インタラクション2022論文集
Pages
687-689
Date of issue
2022/02/21
Date of presentation
2022/02/21
Citation
三津谷 海度, 伊藤 弘大, 藤田 和之, 岸 楓馬, 福島 力也, 伊藤 雄一, . SenseDesk:重心重量によりユーザの状態推定が可能なデスクの開発, インタラクション2022論文集, pp.687-689, 2022.