国内会議予稿(査読なし)

スタイラスペンの重心位置・重量が筆記・描画操作に与える影響の調査

Abstract

スタイラスペンは,デジタル端末上で文字を書いたり絵を描いたりするために広く用いられている.筆記具の書き心地に影響する要因として重心位置や重量が挙げられ,市販品にもこれらを考慮して設計されたものがみられる.しかし,これらが筆記・描画操作に及ぼす影響は明らかになっていない.本研究では,重心位置3条件と重量3条件を組み合わせた9条件のスタイラスペンを用い,文章書取り,模写,塗り絵における筆記・描画操作への影響を調査した.その結果,文章書取りと模写では,重心位置がストローク長に及ぼす影響がペンの重量によって異なり,中重量条件では重心位置が後方の場合よりも前方の場合にストローク長が長かった.これらの結果は,スタイラスペンの重心位置や重量が書き心地に関わるとともに,線の描かれ方や筆圧を変化させ得る設計パラメータであることを示唆している.

Artifacts

Information

Book title

ヒューマンインタフェース学会研究報告集

Volume

28

Pages

159-164

Date of issue

2026/10/29

Date of presentation

2026/10/29

Location

根室商工会議所

Citation

BibTeX
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  author = {大津 耕陽 and 込山 彩乃 and 小野 恭平 and 掛 晃幸 and 伊藤 雄一},
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ACM Reference Format
大津 耕陽, 込山 彩乃, 小野 恭平, 掛 晃幸, and 伊藤 雄一. 2026. スタイラスペンの重心位置・重量が筆記・描画操作に与える影響の調査. In ヒューマンインタフェース学会研究報告集, Vol. 28, No. 6, 159-164.